占いは適度に楽しむもの

血液型占いが一時期人気を博していました。A型はこういう人だ、O型はこんな人だと今でも血液型を聞いてきては、この人はこうだとさも当然かのように言ってきます。血液型は大きく分けて4つです。1億人以上がたった4つの性格しか持っていないのかという話で、昔から血液型占いは信じていませんし、自分の血液型がどういう性格なのかも関心がありません。
そういう観点で見ると、なんの科学的根拠も論理的なものもないのに、やたらと支持されている占いは至る所で見られますし、むしろほぼ全てとも言えます。しかしながら、そう断じてしまうと今までの歴史を否定しかねません。例えば、陰陽師のように、占いを基に政治が行われるといったことが平安時代までは活発に行われ、江戸時代までも民間などでそういったものが広まるなど、科学的根拠や論理性のなさからそれらを否定するという考えがなかった時代もありましたし、信仰の対象として見られていました。要するに何が言いたいかといえば、占いを根拠に欠けるから信じないと一刀両断するのではなく、娯楽の1つとして楽しめればいいということです。
血液型のそれもへぇ~そうなんだと軽く見ればいいですし、12星座も同様です。大安や仏滅なども言ってしまえば根拠がありません。しかし、誰もそれらの根拠がないという人はいません。適度に信じればいいのです。
問題は過度に信用し、それが絶対だと思いこむから問題が起きてくるのです。適度に楽しむことが求められています。
Leave a comment