星は何でも知ってる、西洋占星術と占いのための豆知識

スピリチュアルブームが持て囃される様になってから、もう2、3年が経ちますがいつの時代も人とは、苦しい時、困った時には何かそういった不思議な力に頼ってしまうものです。ひとえに占いといっても、ほんの気休め的なものから、苦しい時の何とか的なものまで捉え方は様々ですが、実は突き詰めていくと驚くほど完璧な裏付けが成されていて、感動さえ覚えるものです。とりわけ星占い、ホロスコープといえばもっとも代表的な占いのひとつではありますが、一般的に新聞や雑誌などで掲載されている星占いのコラムは、正確には太陽星座から分析されたもので、間違いではないが、実際には的が外れていたりする事が多かったりするものです。西洋占星術での概念とは、天体による人体や、森羅万象への影響力の解析が、そもそもの役割で、いわゆる「星占い」とは、いわばその副産物的なものと言えそうです。
占星術はまずはじめに出生図を作成し、それを基本に本質、表現、感受性、その他、社会における様々な立ち位置や、対人、家族、この世とあの世の事など様々のものを導き出す事が出来、太陽と月、アセンダント、角度、ハウスで、その人のほぼ、9割方を知る事ができます。例えばさそり座の生まれの人がいるとして、その人の出生図では、太陽はさそり座だけれど、正確には生年月日と出生時間の時点での天体の配列から、出生地においてその人自身が授かる力と影響とを分析のですから、正確にはその年の時間時点におけるすべての天体とアスペクト、といった方が正しいでしょう。あまりにも深入りすると危険な事もあるのですが、見方を変えると出生図分析によって、自分自身の力の引き出し方を知ることもできる訳で、感受性豊かな人であればあるほど、興味をそそられるものでしょう。
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